行政書士の年収って?/解答速報

行政書士として独立開業して、食べていけるのか?ということが話題になることがあります。年収500万円に届いていない人が全体の75%というデータもあります。しかし、街中に行政書士事務所は、数多く存在しています。実際のところはどうなのでしょう。

行政書士の仕事

行政書士を対象とした、あるアンケートの結果によると、年収500万円に届いていない人が全体の75%というデータがあります。
しかしこれは、開業をしているものの小遣い稼ぎ程度の仕事しかしていない行政書士も含めたデータです。行政書士は、このような方が他士業と比較しても圧倒的に多い資格です。
その一方で全体の2割以上の人は年収500万円以上を、またその半分の1割程度、つまり10人に一人は、年収1000万円を手にしているという事実があります。また有名弁護士でも簡単には手の届かない1億円以上を稼いでいる人も含め、年収5000万円以上の収入を得ている超高額所得者も、日本全国には数百名も存在しています。
必要な努力をすれば、行政書士として開業し、年収1000万円以上を稼ぐことは十分に可能です。このためには、業務範囲が圧倒的に広い、という行政書士の特性を活かした営業活動をするべきです。クライアントに対して、ひとつの仕事に対して、ひとつの提案をするのではなく、複合的にいくつもの提案をしていくのです。これこそ、業務に広がりのある行政書士ならではの、他者との差別化です。株式会社やNPO法人の設立依頼を受けた時には、「わかりました。お引き受けします」だけではなく、同時に、設立後の提案や助成金の提案書などを書いてアプローチをすることで、報酬単価をあげることができるのです。
クライアントにどのように信頼され、顧客の幅を広げていくのか?この点については、弁護士であれ行政書士であれ、同じです。廃業に追い込まれる弁護士もいれば、高年収を稼ぐ行政書士もいるということです。

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