民法の勉強方法/解答速報

民法の出題数
択一式9問程度
記述式2問程度

択一式 民法

 以前は、条文を理解しておけば解ける程度の問題がほとんどでしたが、最近は、制度趣旨や要件を正確な知識として持っていないと正答できない問題が出題されるようになっています。
条文が1044条あり、学習範囲の広い民法は、試験対策が立てにくく、勉強時間もかかる科目です。しかし、民法は出題数も多く、記述式問題は、例年2問出題されており、点数のウェートが非常に大きいため、行政法と同じぐらい勉強に労力を費やすことになります。民法は、条文・判例が膨大なため、まず、過去問題の出題範囲を抑え、重要な条文や判例についての知識と理解を、根気強く深めていく勉強法しかないでしょう。

記述式 民法

 民法は、記述式の問題が2問出題されるので、絶対に落とすことができません。択一式が9問×4点=36点に対し、記述式が2問×20点=40点と、記述式の比重が択一式を上回っています。これはつまり、勉強方法として、勉強開始時点から記述式を意識した勉強法が必要であることを意味します。テキストを読む段階から、正確にキーワードを書けるかを意識し、たとえ、択一式の問題を解いているときであっても、記述式試験であれば、どのように問われるかを思い浮かべながら勉強をすることは、非常に効果があります。記述式試験に求められる具体的な力としては、問題文も事例問題の出題も見られるので、問題から正確に論点を抽出する力、そこから必要な要件・語句・判例の知識を引き出す力、それを40文字にまとめる力等をあげることができます。

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